盛岡つなぎ温泉病院 日本医療機能評価機構
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1 リハビリテーションとは

障がいや疾患を持つことは、身体的のみならず精神的、社会的、職業的、経済的側面にも影響を受けます。ご本人、周囲のご家族が受ける影響や社会的関係をそれぞれ考慮し、心身に障がいのある方々の全人的復権を目指し、その方々の持つ能力を最大限に発揮させ、その自立を促すために用いられます。

2 リハビリテーション理念 方針

●リハビリテーション理念
  地域の皆様に信頼され、その人らしい生活の回復を目指した質の高い安全な
  リハビリテーション医療を提供します。

 ●リハビリテーション方針
  1  急性期から維持期までの連続的かつ安全なリハビリテーションの役割を担います。
  2  患者さんの権利を尊重し、患者さんの気持ちを考慮した心温まる医療を提供します。
  3  地域の医療機関や施設・家庭と連携して、生活の質の総合的向上を目指します。
  4  患者さん個々の心身機能・活動・参加を重要視し、チーム医療によるリハビリテーションを
     行います。
  5  不断の学習と自己研鑚に努めます。


●連続的かつ安全なリハビリテーション

  ◆急性期リハビリテーション:
    リスクを考慮しつつ、早期離床、廃用予防に努めている。
    呼吸療法認定士取得の理学療法士を中心に呼吸器疾患にも対応しています。



  ◆回復期リハビリテーション:
リハビリ室でのリハビリに限らず、ADL室(和室や風呂、キッチン)や病院周辺環境も利用し、退院後の生活を想定した、365日体制での集中的なリハビリテーションを行っています。

   


   ◆維持期リハビリテーション
     〇療養病棟(コスモス・ひまわり)
         →離床を促し、心身機能の維持、QOL向上を目的に勧めています。

   


     〇外来リハビリテーション
      →対象患者に対し、個別治療のほか、グループでの水中運動も実施しています。
水中運動療法の紹介
外来患者(整形外科疾患・生活習慣病)を中心としたグループでの運動です。 プログラムを工夫し楽しく行っています。大変好評をいただいております。 個別の治療では整形外科疾患だけでなく、様々な障害を有する方にも有効に利用しています。
   
 

    〇訪問リハビリテーション
    雫石・盛岡・滝沢など車で約30分圏内を中心に訪問リハビリテーションを行っています。
    退院後、自宅環境 になじんで生活をスムーズに送れているかも確認・指導します。
 
 

    〇通所リハビリテーション
利用者さん個々の生活状況や身体能力に合わせて、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士による個別リハビリ、マシントレーニングなどを行います。
午前の部と午後の部に分かれており、曜日によってプールでの水中運動トレーニングも行います。
      
   


  ●チーム医療によるリハビリテーション
患者さんにとってより良い治療環境を提供するため、チームアプローチを推進しています。下図はリハスタッフによる移乗動作のデモンストレーション及びケアマネージャーも含めたカンファレンスの場面です。
   

3 リハビリテーション部スタッフ数 (令和4年7月1日現在)


リハビリテーション部長:医師
理学療法士 38名
作業療法士 24名
言語聴覚士  7名
公認心理師 1名
 




4 スタッフ紹介 (平成29年4月1日現在)

   ●リハビリテーション部長 八幡 順一郎
『平成23年4月から勤務しております。それまでは、急性期病院である盛岡赤十字病院や県立中央病院に勤務し、リハビリテーションを依頼する立場でした。 当院では、合併症の多い高齢者が多いので、医師、看護師、リハビリスタッフが一丸となったチーム医療を行っており、日々リハビリテーションの奥の深さを学んでおります。 「良いところ探しをして、褒めてあげましょう」をモットーに、活気のある若いスタッフと共に楽しく優しい職場を目指しております。 』

   ●理学療法士(PT)
 麻痺・関節の動き・痛みなどの状態を検査し、身体の機能・心理面・生活における、危険性などを考慮した上で、最大限の能力を発揮して、社会復帰が可能になるよう、適切な治療方法・目標を考案し、 治療を進めてゆきます。 関節の動きを高めたり、筋力の向上を図る運動療法や、光線、水、電気、温度(温熱、寒冷)など物理的な刺激を用いたりしながら機能の回復をはかります。
 


   ●作業療法士(OT)
 上肢や手指の機能回復練習、食事・更衣・整容・入浴などの身の回り動作や家事動作練習、自助具や福祉用具の選定を行い、退院後家庭生活を送るにあたって困る事のないように具体的な援助を行います。
 


   ●言語聴覚士(ST)
 脳の損傷による失語症などで、言葉がうまく出てこない、人の話を理解できない、あるいは発音が難しいと いった方々に言語機能の回復を図る治療を行い、家族の方々にも患者さんとのコミュニケーションを上手に行っていただく援助を行います。また、麻痺などにより、飲み込みが困難な方々には、摂食・嚥下訓練も行ないます。
 
   

    ●臨床心理士(CP)

  高次脳機能障害に対する神経心理学的検査を実施して、患者様の症状理解と支援に役立てます。 また、 抑うつ、不安等の訴えに耳を傾けて患者様の理解に努め、リハビリテーションにおける心理的側面からの  サポートを適宜行います。
 



5 リハビリテーション部研修の様子

 新人教育プログラムや各種定期勉強会を行っています。
 また、近隣施設職員をお招きした合同勉強会も開催しています。
   


 地域からの要望に応じ、出前講座、体操教室も行っています。
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